こんにちは、レンです!
今日12月20日に放送された「麒麟がくる」で登場した蘭奢待の完成度が高く、Twitterでも話題になりました。
蘭奢待は天下第一の名香といわれるほどのもので、どんな匂いがするのか気になるところです。
ということで今回はそんな蘭奢待の匂いについて、そしてそんな素晴らしい匂いのものはどれくらいの値段がするものなのか話していきます。
蘭奢待の匂いとは…
蘭奢待は東大寺正倉院に収蔵されている香木と言われていて、実際のドラマでもどんな匂いなのかそれを醸し出す描写がされていました。
蘭奢待は沈香(じんこう)という高木の一種であり、その中でも特に質の良いものが伽羅(きゃら)と呼ばれ蘭奢待はそれにあたります。
沈香は「沈香」という香木ではありますが、実は香木のひとつひとつに個体差があります。それもそのはずで、生成過程の偶然の連続が香りの質を大きく左右しています。なので同じ沈香といっても香木ごと、さらに言えば香木の部位ごとに香りが違う場合が大いにあり得るのです。
しかし、先に挙げたシャム・タニの産地の違いが香りの大きな種別となっています。シャム沈香は一般に甘味を基調としたもので、タニ沈香は苦味を感じやすいとされます。香木の香りは「五味(ごみ)」という甘い・酸っぱい・辛い・苦い・塩辛いの区分で評価されますが、苦味と辛味の際立った香木だからといって”不味い香り”というわけでなく、コーヒーやワインの味わいのように”香りの深み”の有無が良い香木の評価の基準となっています。引用元:https://okoh.co.jp/ginza/2020/10/26/ginza-recommend20201026/
ここからだとどうやら蘭奢待には深みのある香りがあると考えられますね。
また、「生成過程の偶然の連続が香りの質を大きく左右してい」ることからも、蘭奢待は同じ沈香とはまた異なった香りがすることも予想されます。
実際に蘭奢待に倣った香水も発売されているそうなので、麒麟がくるを見ている人と会う際には香りをつけて話題にするのも楽しそうですね。
どれくらいの値段がするの?
蘭奢待は昔のもの、ということは価値も高いだろうし、お金にするとどれくらいの値段がするのか気になるところです。
そんな蘭奢待は以前に「開運!なんでも鑑定団」で査定されたことがあるようです。
しかし、実際は蘭奢待ではなくベトナム産の香木であったことから、蘭奢待としては偽物となってしまいました。
ちなみにその香木は査定額が55万円だったようで、本物の蘭奢待はもっと価格がしそうですね。
僕は昔の宝物に詳しくはありませんが、もし本物の蘭奢待がまだ匂いがするとしたら、
軽く500万は行くのではないでしょうか?
とにかく本物はとてつもない値段になるのは間違いないですね…!
まとめ
今回の話をまとめると、
- 蘭奢待のにおいは深みのある香り!
- モチーフの香水をつけて麒麟がくるトークをするのも面白そう!
- 蘭奢待の本物の査定額は500万!?
匂いは月日が経てばどんなものでも薄くなってしまうものですから、もしかしたらすでに蘭奢待の香りは嗅ぐことができないものかもしれません。
しかし一度でもいいからそんな伝説の香りを嗅いでみたいものです。
毎日蘭奢待のことを考えていれば、もしかしたら夢で匂いを嗅ぐなんてこともできるかもしれないですね(笑)
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