こんにちは、レンです!
ホンビノス貝はあまり聞いたことのない名前ですが、最近だとスーパーでもよく見る二枚貝の一つになっているようです。
しかし貝である以上、食中毒の危険があるんじゃ…?と心配になるかと思います。
今回はそんなホンビノス貝には食べる際のリスクがあるのかどうか、そして安心して食べるための下ごしらえ、日持ちする方法などを話していきます。
ホンビノス貝を食べると食中毒になる危険性はある?
どの貝類も食中毒の危険がありますから、ホンビノス貝も、もれなく十分食中毒になる可能性があります。
しかし、スーパーのものは食中毒などにかからないよう検査がされているので、スーパーで買うときにはそこまで神経質になる必要はないようです。
しかし、潮干狩りなどの個人で採取した場合には気を付ける必要がありますよね。
自分で採った場合は、新鮮でスーパーなどで買った時よりもおいしく頂けるでしょうが、自然からそのままとってきた貝は毒を含んでいる場合が十分に考えられます。
その場合はちゃんと気を付ける必要がありますよね。
そんな毒になる部分ですが、中腸腺という部分が貝類における毒を含む部分になるようです。
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ウロ」と呼ばれる中腸腺はえぐみが強く一般には好まれない上、生物濃縮により、貝毒や重金属(主にカドミウム)が集中する。正規の販路のホタテであればサンプル検査で基準値を超えた場合は流通差し止めとなるが、念のためには食べない方がよい。 pic.twitter.com/M7CwmvPEZq— 澤正宗 (@Osiziga_ni) October 12, 2018
自分で採ってきた、あるいは他人からもらった際にはこの中腸腺は確認したほうがいいですね。
ホンビノス貝の下ごしらえ・日持ちする方法
貝類は下ごしらえが少し面倒なところがありますが、美味しくいただくためにもこの過程は欠かせないですよね。
ホンビノス貝の下ごしらえはどうすべき?
ホンビノス貝は他の貝類と同じく、貝が海中の砂やプランクトンを食べているので、調理前にはあらかじめ砂抜きをする必要があります。
方法としては、3%の塩水で2時間以上浸らせるのがいいようです。
また、その時は海中の環境を再現するために、穴の開いたふたで通気性を確保して暗い所に置くことも大事です。
しかし、下ごしらえについてもスーパー等であらかじめ下ごしらえされて売られている場合もあるので、その際はしなくても大丈夫なようですよ!
といっても実際に砂抜きしてみると少しは砂が出てくるときもあります。
砂抜きをしなくても食中毒等の危険はないでしょうが、念のために下ごしらえをするに越したことはないですよね。
ホンビノス貝が開かないときはどうするのか?
貝類には砂抜きをしてもなかなか開かないものもあります。
特にホンビノス貝は貝類の中でも開くのに時間がかかるようなので、開かないときは根気よく待ってみるのもいいようです。
2時間以上砂抜きをするのがいいということで、もう1時間、つまり合計3時間待って判断してみるのがいいでしょう。
そして、それでも開かなかったら死んでいる可能性があるので、その時は食用に使わないようにしましょう。
ホンビノス貝を日持ちさせるにはどうすべき?
ホンビノス貝を日持ちさせるには、貝殻の表面を濡らしたままビニール袋に入れて保存するのが良いようです。
この際に、貝が含む菌が冷蔵庫のほかの食材に移る可能性もあるので、ビニール袋のようなもので密閉し、二次感染を防ぐために3日以内には食べ切るほうがいいです。
しかしホンビノス貝は大きく、保存スペースが意外と食うとのこと。
大きいものは10㎝もあり、アサリと比べても大きいです。
そのため、冷凍庫に入れるために、酒で蒸した後にジップロックのような袋に入れて保存することもありです。
しかし、冷凍するとどんな食材であれ、美味しさは下がります。
それに冷凍したらずっと使わずにそのまま、ということもあるでしょうから、できれば新鮮なうちに食べるのがいいですね。
まとめ
今回の話をまとめると、
- ホンビノス貝の食中毒はスーパーなら検査されているが、自分で採ったときは中腸腺があるかどうかの確認が必要
- 下ごしらえには3%の海水で砂抜きをして砂やプランクトンを抜く!
- いくら経っても開かない貝は死んでいるので使わない
- 冷蔵するなら、ビニール袋などに入れて3日以内に使い切る!
- 冷蔵する場合には酒で蒸した後に袋に入れて保存することもできる
ホンビノス貝という名前からもアサリやハマグリといった貝類とはまた違った扱い方が必要なんじゃ…?と思った方もいたのではないでしょうか?
しかし、実際は他の貝類と似たような扱い方なので、今後料理で使ってみたい!という方はスーパーなどで買ってみてはいかがでしょうか?
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